ピッケル・アイゼンワークのような用具は通常は必要としないので(例外あり、後述)、初心者でも登りやすい山であると言われていますが、やはり5000m後半級の高山ですので、一定の体力、登山の経験を備えておいて下さい。
体力:アタック日までの行程は1日5時間前後と、そう長くありません。しかしながらアタック日は深夜0時から登り初めても小休止挟んでその日の午後ないし夕方までかかりますので、長時間の歩行に耐えうる体力が必要です。最低でも富士山5合目からの夜行登山を余裕もってこなせる程度の力量があることが望ましいです。
高山病:体力もさることながら、高山病に注意して下さい。高山病の症状の出かたや重さは個人差が大きく、事前にその標高を経験しない限り予測はできません。
登山のベテランが重度の高山病にかかることもあれば、高い山は初めてという方がほとんど症状が出ないこともあります。
できるだけ4000-5000m級の登山を事前に体験しておくと良いのですが、日本・近隣諸国にもそのような山が少ないので機会つくるのが難しいのも事実です。
富士山登山は足ならしには良いですが標高が低いので高度順応としての効果は疑問です。
低酸素室を持つ登山ショップやジムでの低酸素トレーニングは有効と思われます。
ダイナモックスなど高山病対策の薬を服用される場合にはあらかじめ医師に相談の上処方受けて下さい。
凍結やアイスバーンにつきまして:
雨の少ないシーズンでも降雪することもありピッケル・アイゼンがあった方が良い状態になることが稀にあります。
マラングルートで登頂証明の出る最初のギルマンズピークとその先のステラポイントの間にアイスバーンになりやすい箇所があります。
最近の登山道崩落の後に新しく巻き道になった場所です。
この事から、軽いアイスバーン程度ならば通れるように登山ガイドに軽アイゼンを持たせるようにしました。
但しお客様がアイゼン持っていないですとか予想を超えるほど凍結がひどくで危険と判断しガイドがその先の通行を断念することもありえます。
アイゼンが必要な状態になるのは年間でも数回×数日程度、と思われますが準備しておかれると良いです。
なお、アイゼン使用した際の事故は通常の旅行傷害保険の適用範囲外となりますのでご注意下さい。
料金お問い合わせは お問い合わせフォーム 又は直接Eメールでどうぞ お電話でもどうぞ! TEL:03-5825-6155 (月〜金曜9:30〜17:30) |
廃棄ゴミにならないため登山する際ににペットボトルを持ち込むことは禁止されています。
ポリタンクや市販でない・別途お金を出して買うレベルのプラスチックボトルは持ち込み可能です。
2019年6月より、タンザニアにビニール袋の持ち込みが禁止になっています
入国の際に持ち物チェックが行われるか、などは時により異なるようですが厳格に適用されても良いように持ち込みされない事をお勧めします。
例外として、しっかりしたチャック付き袋(ジップロック類)の持ち込みは許可されています。
(使い捨ての袋で無いという観点から)
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