タビン野生生物保護区TabinWildlifeReserve

ボルネオ島最東部の空港ラハダトゥからさらに陸路で東に1時間ほど移動したところにある。面積は

1205.21kuありボ、ルネオ島にある国立公園・保護区の中では二番目の広さである。コエアリアと

呼ばれる中心部の原生林と、その周辺の二次林から成り、周辺はアブラヤシのプランテーションに囲

まれている。入り口にあたる場所に宿泊施設TabinWildlife2000年に代に入ってから造られた。

旅行者の立ち入りが許されているのは、コアエリアの周辺部分までであるが、動物を観察するという

点からはかえって向いている部分もある。保護区の道路を挟んで向かいのプランテーションはネズミ

などの小動物が多く、それらを捕食するヤマネコ、シベットや肉食の大型鳥類が集まってきている。

二次林で木が低いのも幸いし、鳥が止まるところが低いので観察しやすい。ダヌムバレーやタマン

ネガラは本当の原生林であるのは良いのだが、そういう場所は木々が大きいために動物や鳥が姿を

隠すのも容易であり、かえって姿を見つけるのは難しい面がある。

TabinWildlifeはダヌムバレーのBorneo Rainforest Lodgeを明らかに意識した施設で、冷房付きの

快適なシャレーやコーヒーコーナを兼ねたレストランがあり、自然の知識豊富なスタッフがガイドを

する。Borneo〜と比べれて規模、グレード的には下がるが、その分ツアー料金もやや安い。通常、

ラハダトゥからの交通と宿泊、ガイド付きのアクティビティがついたセットツアーとなっている。

周辺や敷地内でサイチョウ類がよく見られる。コアエリア向かう近くに泥の噴出口マドボルケイノ

がある。ミネラルを多量に含んだ土壌で、それを食べるため、ヒゲイノシシが昼間も頻繁に訪れ、

動物を観察するためのタワーが造られている。滝へと続くトレッキングロードにはヒルが多いのが

難点であるが、ジャングルを味わうには良い。夜にはオープンジープによるナイトサファリが行われ、

サーチライトで動物を探す。ベンガルヤマネコが特に良く見られるようだ。宿泊施設が出来たのが

最近であることもあってかまだまだ一般に知られていなため、静かな環境でゆっくりと動物観察が

できるのも魅力だ。

タビン野生保護区に滞在する現地ツアーコースはこちらからご覧下さい。

保護区遠望

クロサイチョウ

シャレー

 

注意:この地域ではマラリアが発生しています。旅行者が発症することは稀のようですが、他の地域
よりも注意すべきです。マラリアを仲介するハマダライエカは朝方と日暮れ時に行動するので、特に
その時間に蚊に刺されないよう特に注意すること、発熱発症の兆しがあったら、一刻も早く感染症を
扱う病院にかかることが最も大切です。

国立感染症研究所感染症情報センターのサイトhttp://idsc.nih.go.jp/travel/ML/index.html

 

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