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ホーチミン

ベトナム経済の中心地
「ホーチミン」Ho Chi Minh City

ベトナム戦争（1960〜75年）終結まではサイゴンと呼ばれていました。戦後首都が先勝側のハノイに移り都市名が変わっても、ベトナム最大の都市にして経済の中心地であり続けています。名物ともいえる街中のバイクの大群に加えて、近年の急激な経済発展により街中の風景もどんどん様変わりしてきており、人々のダイナミックなパワーを感じられます。一方で、市場での変わらぬ物売り風景やベトナム料理・民族衣装アオザイなど、昔ながらの文化が感じられる部分も残っており、それがホーチミンの魅力といえるでしょう。

主な観光地
	ペンタイン市場ホーチミン最大の市場。時計台のある外観は、ホーチミンのイメージとしておなじみ。中には、食料品はもとより、観光客向けの雑貨やおみやげ屋も多く入っています。夜には、市場両脇の道に即席の店が立ち並ぶ、ナイトマーケットが出現します。
	サイゴン大教会 1880年フランス統治時代に本国から資材を取り寄せて作られました。優美な2つの尖塔は、ホーチミンのシンボル的存在。前方にマリア像が立ち、聖マリア大教会とも云われることもあります。普段は閉鎖されて、中には入れません。
	統一会堂ベトナム戦争前の南ベトナム政権の大統領官邸を戦後博物館にしたもの。ベトナム戦争当時に使われた指令室、内閣会議室や応接室などの一部が公開されています。現在も、国賓を迎える際などに使用されています。
	戦争証跡博物館ベトナム戦争の歴史資料や写真、実際に使用された戦車や大砲などが展示されています。枯葉剤による被害や、影響による奇形児についてなどショッキングな展示もありますが、ベトナムにとって避けて通れない、戦争の歴史を知る為には貴重な施設です。報道写真のコーナーに、戦場カメラマン沢田教一さんがピュリッツアー賞を受賞した写真などもあります。
	ドンコイ通りホーミン随一のショッピング通り。ブランド店からブティック、ショッピングセンター、雑貨店などが並んでいます。サイゴン河畔からはじまる並木道になっています。
	メコンデルタ（ホーチミン郊外）大河メコン河の河口に広がるデルタ（水郷）地帯。入口となる都市ミトーまでは、ホーミン市内から車で約2時間弱。果樹園やヤシのプランテーションなどの中を小舟で移動する「メコンデルタクルーズ」は、ホーチミン発日帰り観光の一番人気コースです。
	クチトンネル（ホーチミン郊外）ホーチミンの北西部郊外に位置し、ベトナム戦争時、北ベトナム側解放戦線の拠点だった場所です。総延長250キロにおよぶ地下トンネルが掘られ、その複雑さに最後まで攻略されることはありませんでした。一部が公開されており、迷路のようなトンネルとその狭さなどを体験することができます。

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