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キナバル山とは? 基本情報

キナバル山 Mount Kinabalu
標高:4095.2m
位置:マレーシア国・サバ州
ユネスコ世界遺産指定(2000年12月)
キナバル山
コタキナバルまでのアクセス
マレーシア航空にて成田や関空からクアラルンプール乗継ぎしてコタキナバル入りするのが便が多く便利。他にも香港乗継ぎのキャセイパシフィック航空、ソウル乗継ぎの大韓航空、アシアナなどもあわせれば福岡、名古屋、札幌など主要国際空港をほとんどカバーします。航空券代金は旅行会社独自に料金設定する格安航空券の他に航空会社が定価を決める正規割引航空券があります。現地フリータイム型のパッケージツアーでコタキナバル訪れて登山する方もあるようです。
コタキナバルの位置図はこちら
格安航空券料金表はこちら (成田発 / 大阪発)
コタキナバル市内から登山受付のあるキナバル公園本部まで約110Km ・ 車で2時間15分

登山の時期・気候
気温の月間較差は極めて小さく年間を通じて登山可能。2月〜5月までは雨が少なく比較的天候が安定している時期。7月〜9月までは熱帯低気圧の影響を受けしばしば強風となることがあります。10月・11月は雨の多い時期で12月・1月は中間的な気候。
以上は地元登山ガイドから得た情報を元にしておりますが、明確な分けとは言い難く、多雨期でも数日全く雨が降らないことがあれば逆に小雨期期に大雨にあうことも。結局のところ雨にあう確立が若干高い低いかの違いでしかありません。なお、強風や濃霧・異常低温など天候コンディションが著しく悪い場合に、サバ州当局より山小屋から上部の登頂ルートが登山禁止される場合があります。


気温
中腹の山小屋で摂氏10〜5度近く、山頂は0度前後まで下がることがある。通常は雪が降ることはない(数年に一度程度の冠雪)。

登山に必要な体力・技術
ロープワーク等の特別な登はん技術は必要としないので、初心者でも登りやすい山であると言われています。マレーシアの人はちょうど日本の富士山に登るような感覚で登山経験のない方も登っていますし、登山口からの強度・標高差も近いといえるかもしれません。ただし標高は富士山より高い分、高山病に対する注意はより必要です。
また、一定の体力はもちろん必要ですし、岩の多い山でもあるので、転んでのケガなどに対する備え・覚悟は必要です。

高山病について
一般的には、中腹の山小屋の時点では高山病の症状出ても軽度で済む場合が多い。ただし個人差が大きく、稀に緊急下山が必要になるほど重症になる場合もある。あまり無理をすると死に至ることすらあるので、症状が重い場合は登山ガイドや山小屋スタッフに早めに相談するようにして下さい。なお山小屋には医療施設はありません。

登山ルート(通常ルートの場合)
キナバル公園本部からバスまたは徒歩でTimpohon登山ゲート(1890m)に移動し登山開始、途中で昼食を取り3300m付近の山小屋に1泊する。翌早朝午前2:30〜3:00頃に登りはじめ、通常であれば日の出午前6:00前後に登頂、登頂後ラバンラタで朝食・小休憩をとった後、同じ登山口まで下山する。このメインルートの他にもう1つメシラウリゾートにも登山口があり、中腹でメインルートと合流する。なお、メシラウ側はアップダウンが多い健脚向きコースであり、また路線バスの足がないのでこちらを使用する場合は注意が必要。
歩行時間はメインルートの場合で、1日目5時間程度、翌日は8時間程度(休憩時間含めず)。ただし登山ペースにより大きく異なる。1目も2日目も通常は時間の余裕が充分あるはずなので、急がず、無理のないペースで登ることが肝心。中腹までは樹林帯、中腹から上は岩帯で、岩をロープを伝って登る場所が数箇所ある。


持ち物について
靴はある程度靴底のしっかりした物を。スニーカー程度で登っている人も見かけますが岩の上を歩くと衝撃から足を痛めやすいのでトレッキングシューズのようにある程度は靴底がしっかりしたものがお勧め。また足首まであるハイカットの靴が捻挫予防になるのでおすすめ。登山中不要な荷物は公園本部に預けておくことができます(有料)。山小屋は夜間摂氏10℃、山頂は5℃程度まで冷え込むので、充分な防寒を用意。山小屋にはベッドと毛布はあるもそれだけだと寒さを感じるのでサマーシュラフないしシュラフカバー程度を持参すると良いです。ラバンラタで追加毛布の貸し出しもあります(有料)。

ガイド・ポーターについて
登山にはガイドの同行が義務付けられています。公園本部で登山受付をした際に本部職員から担当するガイドが紹介される。ほとんどの場合地元の公園本部周辺の集落の人間で、英語をカタコト程度しか話せない場合もあります。ガイド料金は決められており、1〜3名パーティ−の場合、2日間でガイド1名あたりRM85、4〜6名にてRM100。1名のガイドが担当できるパーティーは最大6名までとなっています。
ガイド料金の他にかかる諸費用としては
Park Entrance FeeRM15 (18才未満はRM3)
Climbing Permit RM100 (18才未満はRM40)
Insurance(山岳保険)RM7
など。なお、現地ツアーにて登山される場合上記の料金はツアー料金に普通含まれております。別料金にてポーター(荷物持ち)を雇うことも可能ですが、登山中不要な荷物は公園本部に預けることもできるので、雇う人はあまり多くありません。ポーター料金:登山ゲートから中腹山小屋までの往復2日間でRM80、荷物は10 Kgまで(当日申し込み制)。


山小屋について
中腹3250〜3230m付近に複数の山小屋があり、予約時にどの山小屋に宿泊するか決まる。唯一レストランを併設するがラバンラタレストハウスLabanRataResthouse。人気が高くて最初に予約が埋まりやすい。なお、他の山小屋宿泊の方でもラバンラタレストハウスで食事をお取りいただくことができます。レストランは登頂アタック前に軽食を取れるよう、早朝午前2:00から営業します。
ラバンラタ小屋 ラバンラタレストハウス 標高3272.7m

レストラン&売店(ミネラルウォーター・お菓子・ビスケット類あり)
温水シャワー(共同・電力水不足で冷水や止まることも有り)
トイレ(共同)。
暖房サービスは停止中(2011年9月時点)
通常部屋’Room3'(収容52名):
 ・4名〜8名の相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き
個室・’Room1&Room2’
 ・専用シャワー・トイレ付きの部屋、定員2名。追加料金必要。

グンティンラガダン小屋 グンティンラガダン小屋Guntin Ragadan Hut 標高3323.5m
ラバンラタレストハウスの上方徒歩約8分。
相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き 収容60名
温水シャワー(共同・電力水不足で冷水や止まることも有り)
トイレ(共同)
簡易クッキング設備(お湯を沸かせる)
※食事の際はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります。

パナルラバンハット パナールラバン小屋Panar Laban Hut 標高3314.3m
ラバンラタレストハウスの上方徒歩約8分。
相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き 収容8名
トイレ(共同)・シャワー(共同・水不足で止まることもある)
簡易クッキング設備(お湯を沸かせる)
※食事の際はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります。
ワラスハット ワラス小屋Waras Hut 標高3243.7m
ラバンラタレストハウスの手前徒歩約3分。
相部屋。簡易2段ベッド・毛布付き 収容8名
トイレ(共同)
簡易クッキング設備(お湯を沸かせる)
※食事の際はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります。
※小屋前にテラスがありくつろぐことができます。

ラバンラタ以外の山小屋泊の方
レストランがあるので皆様ラバンラタを希望されますが、残念ながらご希望に沿えずそれ以外の小屋になってしまうことも多くあります。でもラバンラタにはない良さも少しはあります。まずお湯をわかす設備がある点、グンティンやパナールラバンからの眺めはラバンラタ以上のものがある、ワラスは小規模収容の分静かで同室の登山者間で話に花が咲くことが多いようです。
設備が良いに越したことないでしょうが、登山自体が非日常の世界ですから多少の不便は当たり前というくらいの心構えを持っていただければ山小屋に多少のハンディあっても受け入れられるのではないでしょうか。

ペンダントハット ペンダント小屋Pendant Hut 標高約3290m
特別ルートViaFerrata(ヴィアフェラータ)利用者のみが使用する
ラバンラタレストハウスのやや上方徒歩2分。
簡易2段ベッド・シュラフ付き 収容約30名
トイレ(共同)、シャワー(ぬるま湯程度)

※夕食はラバンラタレストハウスに移動して取る必要があります


もうひとつの登山口『マシラウリゾート』について
コテージや食堂の施設は充実していますが、マシラウルートを利用する登山客が少ないためもあり、人気がなくとても静かです。
ネイチャーリゾートを謡うだけあり、野生の植物が多く自生していて、ロッヂの目の前から入っていくネペンテスロードでは世界最大のラジャウルボカズラを見ることもできます。
ただしこのリゾートからはキナバル山は頂上付近が少し見えるだけ、壮大な眺めは期待できません。

ポーリン温泉について
いわゆる日本人が想像する温泉とはかなり異なります。お湯が張ってある湯船(大きめの洗濯機のようなもの)に自分で入りながら溜めていきますがかなり時間がかかるので気長にどうぞ。くつろぐよりは風変わりさを楽しむ感覚で行かれるとよいと思います。
敷地内にプール、樹上吊橋「キャノピーウォークウェイ」やバタフライファームもあります。

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